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【中国】日本人の中国認識ー3つの柱ー

公開日: : 中国, 意見

こんにちは!
今回は僕が現時点で考えている「日本人の中国認識」について書いてみたいと思います。
(尚ここでいう「中国」は「中華人民共和国」を指します。台湾や香港、マカオ、更には東南アジアを中心とした華人社会についてはまた別の記事で触れようと思います。)

現状僕が考えるところでは日本人の中国認識、即ち日本人が中国を見る際には以下の3つの大きな柱があります。
①.「経済大国としての中国」
②.「中国共産党支配下の中国」
③.「日本文化の淵源としての中国」

一つ目の「経済大国としての中国」ですが中身はその名の示す通りのものです。中国が日本のGDPを抜いて久しくなり、現在では両者に2倍以上の差がついています。最近はやや陰りが見えてきていますが未だ大きく成長し続けていっています。特に日本において顕著ですが、世界各国で中国人観光客の「爆買い」が一つの現象として現れているのも中国が経済大国として世界に君臨していることの証明です。こういった観点から経済上無視することの出来ない対象としての認識をここでは「経済大国としての中国」とします。

二つ目の「中国共産党支配下の中国」。これは経済ではなく政治体制に目を向けたものです。周知の通り中華人民共和国という国は中国共産党がほぼ独裁的に統治しています。インターネット規制や民族弾圧、反日教育などなど、主に中国をマイナス面で評価する際に使われる観点です。軍事関係の話をここに入れるべきかは難しいですが、軍が中国共産党に属していることから、本文章では軍事関係をこの項目に組み込んでしまいます。

三つ目の「日本文化の淵源としての中国」ですが、これは主に漢字文化や儒教思想などの日本人が文化を形成する上での中国の影響を重要視したもので、簡単には日本文化の生みの親として中国を見る観点です。これについては更なる説明は必要ないでしょう。

以上が「日本人の中国認識」を考える上での前提となります。

ここからこの三つの観点を使って今の日本人が中国をどう見ていくのですが、恐らく日本人が普遍的に同一の認識を持っているというのはあり得ません。ただある程度の共通した点もあるとは思うので、今回は思想形成に大きく影響を及ぼすテレビなどのメディアの報道を通して中国認識を分析していきたいと思います。

現状、メディアの報道では上記の三つの柱のうち、①が6割、②が3割、③が1割といった感じで報道されています。例えば偶にある中国関係の特集でよくある形としては、まず経済大国として世界経済にのし上がった中国を紹介します。国民の生活がどれだけ豊かになったか、海外でどれだけ物を買っているかなどが画面上に現れます。そしてある程度紹介すると「そんな中でも続く情報統制・・・」といった感じで、共産党の一党独裁体制への批判がでてきます。その後コメンテーターや司会者などがコメントを加えていくのですが、偶に日本文化の根源も中国にあるといったコメントが出てきます。

以上は僕の実感に依るもので綿密なデータではありませんが、おおよそこのような形で中国が紹介されています。そしてここから読み取れるのは中国に対しての「劣等感」のような感情の萌芽です。中国が世界第2位の経済大国となったことによって、日清戦争(1894-1895)以来続いていた、中国よりも日本が優れているという意識が大きく揺らぐ。その動揺をなだめるかの様に共産党支配を取り上げ、それを「前時代的な遅れたもの」とみなすことで何とか日本の方が優れているというプライドを維持する。また最近では共産党による軍事拡張の批判や、中国人の「マナー」の問題もプライド維持のために使われます。やや冷ややかな見方ではありますが、日本の優位が崩れていきた今、中国への目が屈折してきているのは事実といっても良いのではないのでしょうか。

さて上記の様に批判的に現在の「日本人の中国認識」を取り上げた以上は、自分なりのより良い中国認識について述べなければなりません。が、文字数も多くなってきたので、それに関しては次回の投稿で触れていこうと思います(^o^)/

 

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